【ボクシングガーデン横浜】の小澤会長より『知り合いのジムのサンドバッグが落下して困っているので、工事できませんか?』という連絡がありまして対応させていただきました。
施工させていただきましたジムは【湘南藤沢ボクシングフィットネスジム】さん。
現場を調査・検証しましたところ1つ目の落下は、コンクリートの梁の真下に直接アンカーを打って吊り下げるタイプ。これは、サンドバッグの揺れにアンカーの周りのコンクリートが削られたこととサンドバッグの重みによってアンカーごと抜けて落ちました。対応としては、コンクリートの穴を埋めて隠しました。
2つ目はサンドバッグを吊るす金具と鉄骨部分が薄く、サンドバッグの揺れに鉄骨同士が摩耗(こすれあって)して落下したパターンです。対応としては、元の鋼材を切断しアンカーボルトのみを残して、改めて吊り材を製作し取り付けしました。残したアンカーボルトを再利用することにより、コンクリート面にストレスをかけない構造にしました。
新しく設置した吊り材は、以前の吊り材より鉄部を厚くしましたが、年月が経つにつれて摩耗することは避けられないので、穴を3つ空け薄くなった部分から新規の穴に移動させて、プレートを上下入れ替えることにより、全部で6回使えるような構造にいたしました。
竣工から1年以上経ちますが、まだまだ摩耗部分は健在です。1つの穴で3~4年は持ちそうなので、1つの吊り材で18年~24年は持ちそうです。最近はこのように『サンドバッグが落下した』、または『そろそろうちのサンドバッグも落ちそう』という案件が多いです。一般の施工会社ではサンドバッグの揺れる構造が把握できなく、このようなことがしばしば起こります。
当社はボクシングジムも運営しており、ジム経営者の設備・施設面の悩みがよくわかります。
事故が起こる前に検討してみてはいかがでしょうか?ジムの設備・内装面のお悩みにがありましたら遠慮なくご相談ください。
湘南藤沢ボクシングフィットネスジム
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